アプリボット_サムザップ_不良道_戦国炎舞のAndroidアプリ

少し釣り気味なタイトルですが実施企業が少ないASO施策に関してご紹介させて頂きます。

アプリ名に無料カードバトルゲーム無料本格ロールプレイングゲームなどASOを意識したキーワードを散りばめる施策はトレンドになっています。GooglePlayのトップセールスを眺めていた際、不良道(ギャングロード)と戦国炎舞のデベロッパー名がとても長いことに気が付きました。

これはアプリ名ではなくデベロッパー名ですよ、他の有名デベロッパーは「pokelabo, Inc.」「COLOPL, Inc.」など一般的な企業名を設定しています。

GooglePlayのデベロッパー名は50文字まで設定可能です。不良道を運営するアプリボット、戦国炎舞を運営するサムザップのデベロッパー名の文字数を調べたところ、48文字(アプリボット)50文字(サムザップ)であり、上限ギリギリまで設定していました。では、他デベロッパーは同様の施策をしているのかGooglePlay売上ランキング上位500位まで調べてみました。(10月6日(日)時点)


GooglePlay売上ランキング上位500位


※Google Driveで一覧表示しています。携帯端末で閲覧する際、下記内容が表示されない場合がございます



上位500位以内にはデベロッパー名を狙ってキーワードを散りばめているのはアプリボットサムザップの2社のみでした。本記事では割愛させて頂きますが、説明文内に進撃のバハムートガールフレンド(仮)など自社アプリ名、グループ会社のアプリ名を記載するなど2社のASO施策は共通した部分が多くあります。


デベロッパー名は検索した際にヒットするための要素か、その影響度は?


結論から言いますとヒットする要素だが、影響度は分かりませんでした・・・。


デベロッパー名はヒットする。精度も高い


試しにぐんまのやぼうをリリースしたラッキーゲームスのデベロッパー名にて検索しました。「RucKyGAMES」と検索すると説明文に「RucKyGAMES」と記載なくても正しくRucKyGAMESさんのアプリがヒットします。他デベロッパー名でも検索しても大概ヒットするので、検索対象なのではないかと思われます。また、デベロッパー名がカタカナで登録されている企業も英語名にて検索しても正しくヒットしました。


検索の影響度はあるのだろうか?


アプリ名や説明文は影響度が高いと一般的には言われています。一方、デベロッパー名はどれだけ影響度があるのかなどあまり聞いたことがない(話題に上がらない)気がします。Searchman柴田さん、E-arth藤田さんなどASOに精通されている方、或いは中の人であるアプリボット卜部さん、サムザップ辻岡さん、もちろんそれ以外の方もどなたかご意見お待ちしております|ω・`)チラ


まとめ


特定ジャンルのアプリをリリースしている企業であればこの施策は実施可能ですが、カメラ、ゲーム、カレンダーなど様々なジャンルのアプリをリリースする企業には難しいかも知れません。ソーシャルゲームに特化している2社はデベロッパー名と提供ジャンルにズレはないので成立しています。

アプリボットとサムザップのiOS版を確認したところデベロッパー名には同様の施策は行っていませんでした。GooglePlayだからこそ効果的だと判断したのかもしれません。

デベロッパー名が露骨にASO狙いで長くて見え方的には綺麗ではないという面はあります。デベロッパー名によるASO施策が良い悪いという議論をしたいのではなく、アプリマーケティングを徹底的に考え抜こうとしている姿勢が見え隠れして好感を持てました。今後一つの施策として、効果がある程度見込める場合はデベロッパー名にもキーワードを設定するという施策を実施するデベロッパーは増えるかも知れません。

CtoCのフリマコマースアプリ市場がなんだか盛り上がってますね。フリマアプリで有名なFrilとメルカリは伸びているという話しを聞きます。ストア上で検索からサービスの登録完了までの導線において、マーケティング的な違いはないか、特徴は何かひたすら比較してみました。
今回はAndroidアプリにて調査しています。


調査項目

  1. ASO
  2. スクリーンショット
  3. 説明文
  4. レビュー
  5. 登録導線
  6. その他



1. ASO


[1]調査の前に:ASOに影響する要素


ASOに影響すると言われている要素に関して、ASO分析ツールを提供するSearchman資料より抜粋。GooglePlayにおいてはアプリ名と説明文が重要な要素と言われています。

ASO分析ツール・Searchman


[2]主要キーワード比較

フリル・メルカリ_ASO比較

※50位以下は圏外と表記
※9月24日(火)時点での検索順位や説明文の調査


[3]所感


・「フリマ」で1位のFrilさすが。
・メルカリは競合フリマ、ファッション系アプリを散りばめて攻めてる印象・・・。
・「ファッション」「ブランド」「ショッピング」あたりは「フリマ」「出品」など複合キーワードにて上位表示だといいんですかね。単体キーワードだと異なる目的のアプリも多かったので。
・FrilはOS間でアプリ名が異なるのが特徴。Androidはシンプルなアプリ名。AndroidはiTunesキーワードがないので、アプリ名はより重要要素なのに。Fablic社は明確な狙いをもって実行していると思いますが意図が分かりませんでした。なんだろう

・iOSアプリ名:フリマアプリFril-ファッションやブランド品をショッピング。カメラで写真を撮影、オークションより簡単でモデルもコーディネートを出品してお小遣い稼ぎしてる初心者女子向けアプリ
・Androidアプリ名:フリマアプリ-Fril(フリル)



2. スクリーンショット


[1]スクリーンショット比較


■Fril
130924-0007

■メルカリ
130924-0009 130924-0010 130924-0011130924-0012 130924-0013 130924-0014
130924-0015130924-0016

※ラフなスクショ掲載ですいません。。


[2]所感


■Fril
・Android端末でスクリーンショット見ると、訴求メッセージ文字が少し小さいかなと感じた。Apple Storeと全く同じスクショ設定しています
・単純に並べるだけでもFrilはフリマアプリというカテゴリーの中でiqonのようなファッションのソーシャルサービスの訴求・色合いが他社と比べると強いなぁと感じた

■メルカリ
・横長見やすい。横長を一枚目のスライドでも良いかも
・単純比較するとメルカリの方が視認性が良いと感じた。Frilは世界観を伝えるために柔らかい雰囲気を重視しているのかなーとも感じた


3. 説明文


[1]説明文構成要素


Fril_GooglePlay_説明文

メルカリ_GooglePlay_説明文

スターガレージ杉山さんのブログ記事を参考にしました。要素を整理すると分かりやすいですね
※要素分けはザックリしてます。


[2]所感


■Fril
・手数料に関してレビューで辛辣なコメントを書くユーザーはちょくちょくいるので、費用に関する説明を丁寧に書いている印象
・「こんな時に出品してみて」という困っているユーザーシーンを具体的に書いているところが解決出来るならDLしてもいいかも、と感じれました

■メルカリ
「★★プレオープン中につき、売るのも買うのも手数料0円です★★」の赤文字で目立たせるのは良い。GooglePlayって文字を赤くするとかそういえば出来るんですね。
・「間違えやすいキーワード」は良い施策。間違えやすい・少し覚えにくいキーワードの説明やASO対策


4. レビュー


レビュー数値、トレンド


130924-0004

■Fril
130924-0017

■メルカリ
130924-0018

所感

・紹介ポイントにより両アプリ共に好評価
・Frilの方が先にリリースしているためレビューは多い。日別新規レビュー数はほぼ同等


5. サービス登録完了まで


[1]登録導線




※Frilは8月下旬に撮ったキャプチャーになります


[2]所感


■Fril
・スライド一枚目から「はじめる」ボタンで登録を進めることが可能なUI。メルカリは5枚目のスライド地点で「はじめる」ボタンが表示される
登録導線地点でAndroidのホーム画面へのショートカットの作成を表示。これは良い

■メルカリ
・とにかく早くて簡単な印象。「もう終わったの?」と思わず感じる簡単さ。
・Frilと比較すると商品一覧ページはすぐに見れる印象
・利用規約に同意の次ページにて、「左右になぞってカテゴリーを変更」などUIを説明。


6. その他


・スマートフォン端末でwebで検索して各サービスページを選択した際、Frilは一度Permissionが表示されるがメルカリは各ストアにすぐにリダイレクト(メルカリは広告測定ツールのリダイレクトがされてた)

・Frilキャプチャー
Frilアプリキャプチャー


まとめ


    ・出品者と購入者が必要となるフリマアプリだが説明文やスクリーンショットにおいては出品者への訴求を強く打ち出していた
    ・Frilはファッション系SNSサービスよりのサービス提供に対して、メルカリは全方位のユーザーに価値提供の印象。ヤフオクの代替サービスのような位置づけに感じた
    ・登録完了までの導線・項目が大きく異なり、考え方〜戦い方に色が出ている。並べて比較するとこんなに違うのかーという印象です。


登録導線の大きな違いや提供するサービス内容・狙いが違う点が見えました。メルカリは初動からGooglePlay最適化は非常にキッチリ対策している印象で、Frilはアップデート毎に細かいチューニングをしています(iOSアプリ名は何度もASO対策でアプリ名を変更してた)。アプリマーケティングに携わる方はこの2社を是非ウォッチしてもらえると新たな気付きがあると思います。

以上です。もっとコンパクトにまとめます・・・!